「日本最大級Q&Aサイト」 兼元 謙任氏(後編)

小林:先ほどお聞きしたお話だと8年もお付き合いされていたそうですが、結婚に踏み切ったキッカケは何だったのでしょう?

兼元:もともと名古屋に住んでいたんですが、京都のデザイン事務所で働くことになったんです。それまでは毎日会っていて・・・会ってないとダメみたいな。で、いざ京都で働き出すと寂しくて寂しくて。それで彼女を京都に呼んで婚約したってかたちですね。その後まぁ・・・色々あって結婚しようかってことに。

小林:色々というのは・・・お子様ができたとか?

兼元:え、ええ。まぁ、婚約もしていましたし、周りも早く式を挙げなさいという感じでしたしね。

小林:それはきっとコウノトリが背中を押してくれたんですね(笑)

兼元:なので、できるだけ早く結婚式を挙げようと思って、名古屋の栄っていう中心街の近くに教会があったので、そこに「神父さんいますか?」って突撃したんですよ。その教会ってプロテスタントなので牧師さんなのに。(笑)

小林:それは牧師さんもびっくりしたでしょうね。(笑)

兼元:「何言ってるの馬鹿じゃない?」みたいな反応されたんですが、こういう理由で、お金ないんですけど、結婚式あげたいんですよって説明したら「しょうがないな、ヴァージンロードとお花用意してあげるよ」って1万円で用意してくれて。その頃、全く貯金が無くて、普通の結婚式は望みようがなかったんですが、なんとかなるものですよ。熱心に頼むと助けてくれる人がきっといます。

小林:僕の友人が秋葉原にある教会で6万円で式を挙げたと言っていましたが、1万円ってすごいですね!とても親切な牧師さんだったんですね。

兼元:写真もアマチュアの方に、5000円で撮ってもらいました。ただ・・・学校で、上から撮る写真みたいなのあるじゃないですか?あんな感じに皆で写ってる集合写真みたいになっちゃって。(笑)

小林:変わっていて良いじゃないですか。ということは、合計で1万5千円ですか。2次会とかはどうされたんですか?

兼元:披露宴もまた、振り返るとありえない話なんですが、人のお祝い事のパーティーをジャックしました。(笑) お世話になった大学の助教授が教授になるパーティーがあって、そこに乗り込んで「教授就任おめでとう」って書いてあるのを「結婚おめでとう」に貼りかえてもらって。

小林:なるほど、つまり2次会もタダと。

兼元:そうですね。しかもプレゼントを渡さないといけない立場の方なのに、助教授からボヘミアングラスをいただいちゃいました。(笑)

小林:みなさんから色んな方面で祝福をいただいて成り立ってらっしゃったんですね。

兼元:ええ、本当に。今も様々な方から支えられていると思います。ありがたい限りです。

小林:私も感謝の気持ちをもっと大切にしていこうと思います。

本日はありがとうございました。

兼元謙任さんプロフィール


愛知県立芸術大卒。京都のデザイン会社、建設塗装会社などのデザイナーを経て上京。約2年間、公園で寝泊りをしながら、デザインの仕事を請け負う。99年に会社を設立し、「OKWeb Community」(現OKWave)を公開。「OKWave」は日本初で最大級の「Q&Aサイト」を運営している。現在会員数59万人。月間利用者500万人。

『グーグルを超える日』


ホームレス時代を経て、思いが熟成しての起業、オウケイウェイヴの仕組みについて、『今週、妻が浮気します』のヒットについて、そしてグーグルをも超えるというQ&Aの可能性についてまで。兼元謙任自身がQ&A企業のトップとしてキャリアやビジョンについて赤裸々につづった本。


タイトル:『グーグルを超える日』

著者:兼元 謙任

配本日:2005年 7月29日

価格:1,365円(税込)

出版社:ソフトバンク パブリッシング

サイズ種別:四六並製/1色/216p

ISBN:4-7973-3136-4


【次回予告】 人は助け合って生きているんですね。再認識しました。 さて、次回は「みん恋」ユーザーとの座談会! 第1回のテーマは「携帯と恋愛の関係性」です! 「恋の駆け引きの仕方」や「メールで告白ってアリなのか」について聞いちゃうぞ! 次回は「私、そんなに暇じゃないのよ!」がキーワード!